オスタライザー・ブレンダー
ナショナルのを10年以上使い、壊れたタイミングで購入した
アメリカ・オスター社のミキサー。
もう、4年目に突入です。
別に、海外製品にこだわっていた訳ではなく、
大きさ(よく豆乳を作っていた)とパワー、
お店みたいな、シルバーボディに惹かれて。
何よりも、決定的だったのは、
作りがシンプルで、付属品が一切ないところ。
電化製品の付属品、新品のまま箱に入って、一生を終えることが
ほとんどなのよねー。使いこなせなくて。
私が欲しい機能以上のものは要らない!
欲しいのは、パワー!
で、このミキサーを迎えたのです。
と、長い前置きですが…
実はかなりの衝動買いでした。
特に可もなく不可もなく。
特別に可愛がる存在という訳でもない。
ミキサー以上でも、以下でもない。そんな程度の奴でした。
蓋の一部が取り外しできるのですが、
うっかり落としてミキサーを回してしまい、壊れたまま使っていました。
また、豆乳とか作ろうかなぁ〜と思い、
ダメ元で、部品を探すと、安くはないけど、あるある。
本体を買い換えるつもりはない。しばらくは付き合うつもりだし。
と、部品を購入しました。
今まで黒い蓋だったけど、届いたのは白。
雰囲気変わるなぁ~(o^^o)
同梱されてるパンフレットとか、あんまり
いつもしっかりと見ないのだけど、
何やらびっしり印刷された下のスペースに、
更に手書きで書き加えてある。
よくある、
「この度は数あるお店の中から、当店をご利用頂きありがとうございます。」
って言うんじゃない。
店主の書き出しはこんな風です。
"いつも驚かされることですが、部品購入の為に来店される方のほとんどが、
30〜40年間、或いは50年間以上同じオスタライザー・ブレンダーを
一度も消耗部品交換なく、使い続けていらっしゃる方が多いということ!"
私は一生モノのつもりではなかったので、
この書き出しに驚きました。
昔から、部品の殆どが共用されており、
部品を交換しながら、長い間使うことができる、
日本の家電も、見習って欲しいな。
みたいなことが書かれてありました。
ホントにその通りだなぁ〜って。
私は本体はこのお店で買ったのではないけど、
まるで、ミキサーを我が子のように綴る手紙に、
感動を覚えた。なんだ?この情熱は⁈
家電大国。家電使い捨て大国。
個人的な意見と前置きをしますが。
こんなに、すぐに家電製品を買い換えるのって、
日本だけじゃないかと思うな。
国によるとは思うけど、海外では買い換えるなんて
ホントにホントの最後の手段。
どれだけ手間と修理代がかかっても、何度でも修理する。
ましてや、まだ動くものをそろそろ買い替えましょう〜
なんて一般家庭ではまずない。
修理代が高い、とか
まだ使いたいけど部品がない、とか
企業側の問題もあるけど、私も含む消費者が、
やっぱり新しい機能、デザイン、燃費など
求めてる結果なのだろうな…。
どんどん新しいデザインが出るから、
持ってるモノはどんどん古臭い感じになる。
自分で自分の首を絞めてるような・・・
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あと、30年使えたら、私は70代半ば。
その歳までミキサーを”ガァーーーー”って元気に回せてたら
嬉しいな。
それ、ちょっと目標にしてみよう。
そんな訳で、
棚ぼた的ではありますがぁ。
我が家のオスタライザー・ブレンダーは
私の人生最後の一台となりました。
もう、ミキサーは買いません。
添い遂げます♡