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Ⓙオトナの日帰り遠足【調味料編】

2018/09/15 14:55 朝ごはん 昼ごはん 晩ごはん お弁当 作りおき お買い物 旅行・お出かけ 趣味 くらし 健康

 碧南(へきなん)市へ!

愛知県 碧南市…

あんまり、ピンと来ないでしょうかねー?

聞いたことないわーって方も多いかもな。


地元愛知に住んでいても、

碧南市の何か有名な観光地…

特に思い出せません…(・_・;



ーーしかしですね。


クックユーザーの皆さまをはじめ

料理研究家から、プロの料理人まで、

お料理する全ての人に

切っても切れない"アレ"の発祥地なんです!


「白だし」 と、「みりん」



この辺りのみりんは、

"三河味醂"と呼ばれ、製法も材料も昔ながらの

伝統的なもので、よそのミリンと一緒にして

もらっちゃあ、困ります。

濃厚で深い味わいを経験したら、もう後戻りなど

できません。


*私は角谷文次郎商店の三州三河味醂使用ですが、発祥は、同じく碧南市の九重味醂さん。

どちらも、昔ながらの製法を頑固に守る老舗。


"ありがとう"という名の添加物。

今回は、白だしで有名な、

七福醸造さんにお邪魔して来ました。



私たち、たった2人の為に、社員の方が丁寧に

工場を案内してくれました。


白醤油を熟成中のタンク

には、

"ありがとう"

の文字。


こちらの工場自体も、

"ありがとうの里"

として、親しまれています。


商品ひとつひとつの

ラベルにもありがとうの

文字が。




白だしは、白醤油にダシを加えて作られるの

ですが、白醤油の発祥が、こちらなのです。

当然、白だしの発祥もこちら七福醸造さん。


どの材料も厳選されており、

高めの値段にも納得しました。

もちろん、完全なる無添加。

"本物、自然が当たり前に"

を目指しているんです。


最近は、各地のこだわりラーメン店からの

ラブコールも多いのだとか。


さらに❗️

びっくりしたのは、工場が信じられないくらい

ピカピカなこと。設備新品なの⁇ってくらいに。


毎朝。

全社員、1時間の環境整備と呼ばれる掃除から

1日の仕事が始まるそうです。

寝そべっても大丈夫くらい、綺麗だった。



私は、8年程前から白だしを愛用しており、

2度の海外生活にも、持参して

毎日のお弁当やご飯に大活躍していました。


海外で、これに変わるものなんて

到底、見つかりませんから。


全ての商品は瓶入り。

海外に運ぶのに、PET入り、紙パックがあれば

と思っていたのだけど、それらはやはり

僅かに匂いが移るため、風味を損うそうで、

瓶入りがベストなんだって。


だから、瓶入りの調味料は、ベストの状態が

考えられている商品ってことだね。

(そういえば、三河味醂も瓶入り)


こちらのスーパーでは大抵買えるけど、

他の地域では、手に入りにくいのかなぁ?


*********************


案内してくれたのは、入社2年目だと言う、

若い男性社員さん。

私たちおばさまの、あんな質問、こんな質問、

関係ない質問やくだらないツッコミに、

丁寧に対応してくれた。

分からない事は、

「分からないので調べておきます」


いまどき、こんな実直な若者に出会えるなんて。

こっちこそ、ありがとうだわ♡


今は営業職の為に現場を勉強中とのこと…

私も大好きな茅乃舎さんは、2016年にロサンゼルスに出店したしねー。

日本全国と言わず、海外にも進出してほしい〜


きっと高級品にはなるだろうけど、どこにでも

お金持ちは居るもんです。

食を大事にしている人もね。


帰り、お見送りしてくれたのだけど、

ずっと笑顔で手を振ってくれていた。

楽しかったなぁーと後ろを振り返ると、

見えなくなるまで、こちらに向かい深々とお

辞儀しているではないか‼︎


こんな光景、車買ったときのディーラー以来⁈


友人と


「ねぇ、あと7,8年後に私たちの息子、

あんな風になれると思う⁇」

「イヤ〜、とても想像出来ないよねー」


なんて会話しながら車を走らせた。

https://cookpad.com/kitchen/3093314


次は、味醂工場に潜入しようと約束し、

帰路についた。


ー  良い商品を作る為に、人を育てる。

地元にこんな真面目に食べ物を作る会社が

あることを誇りに思うちょこふみです。


私も真面目に料理しよう。

(→期間限定の決意⁈)

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