少し前に、友達から栗をもらった。
冷蔵庫で寝かせた方が甘くなると言うし…
最近忙しいから〜と後回しにしていた栗仕事に
やっととりかかった。
私はいつもそう。
やるべき事を後回しにする時は、
自分への言い訳もちゃんと考えていて、
やらない事を正当化しているのだ。
今回は、甘露煮にするから、
一粒一粒、渋皮も綺麗〜に剥かなくてはっ
ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
てな具合に、理想だけは高くて^^;
よし、取り掛かろう❗️
と行動に移すまでが長くなる。
かと言って、
とりあえず始めちゃお♪
と後先考えず突っ走って、よく失敗もする。
とにもかくにも、
栗を剥き始めたら黙々と作業する。
なんだかんだ言って、この黙々は
キライじゃない。
でも、少し剥き始めたら、手が痛くなり、
残りの栗を見ては、
あー。もー、無理かも。
とか考えている。飽きっぽい。
音楽を流したり、コーヒー淹れたり、
何とか気持ちを立て直し、
皮剥き前より皮剥き後が増えてくると
楽しくなってくる。
コーヒーをちびちび飲みながら。
そして、不思議なことに
終わりが近づいてくると、ちょっとだけ
寂しくなったりする。
一個も傷みがない、本当に綺麗な栗でした。
もう一息。
砂糖を入れて弱火で煮て、一晩そのまま冷ます。
翌朝。
栗を丁寧に瓶に詰めて、煮詰めたシロップで
満たし、完成。
瓶に入り切らなかった
栗は、朝ごはんに
どれどれ❓
とお味見を。
何度か作っている甘露煮ですが、
最高の出来でした!
寝かせたからかも(^-^)v
人生そのもの…笑
栗の皮剥きは、手間がかかる。
栗の一個一個は、
まるで普段の面倒なことそのもののよう。
面倒ごとは、一個や二個のうちに、
サクサク処理していけば良いのだ。
それなのに、てんこ盛りにしてから
取り掛かろうとするものだから、
あー(T . T)。
もーT^T。
ゔー(T ^ T) ・・・ムリ❗️
となる。
無理…出来ない…と思っていることの正体は
実は小さな出来る事の集合体なんだそう。
一個一個栗を剥くように、
目の前の出来そうな事から始めてくしかない。
分かっちゃいるけど、ね。
これがなかなか…
秋を感じる。
どこからともなく金木犀が香りで主張してくる。
鼻をくんくんして、キョロキョロしながら
犬の散歩をしています。
食欲の秋を支えるのは、
美味しい物を作りたい、製作意欲。
食欲も意欲も"欲"。
欲は、原動力。だね。