Ⓙどこで なにを 作ろうが。

Ⓙ有終の美を飾る。

2022/03/04 22:34 晩ごはん お菓子 作りおき くらし 家族

いつもご訪問ありがとうございます。

今日のブログは、とても長いですが、

良かったら、お付き合いください。


穏やかな春が訪れています。

一斉に梅の花が咲き始めました。




春の恒例。抹茶の平焼きパン。

中身はもちろん桜餡。


長女に送る荷物に入れました。

向こうはまだまだ寒いけど。



母の介護が、区切りを迎えました。

2月中旬のこと。


申し込みしていたグループホームから、


「空きが出ますが、入居の意思は有りますか?」


と連絡があった。

申し込んだのは、ついこないだの12月。

待ちがあるとの事だったので、あと1年位は

何とか頑張ろうと思っていた矢先だった。


だから、突然のオファーに、動転した。


最近は、一時期よりは、

落ち着いて過ごしていたので、迷う。


でも、入居先のケアマネさんに、


落ち着いている時に入居した方が、

お母さんの為にも良いと思いますよ。


と言われ、その通りだなぁ…と納得して

入居する事に決心した。


不穏な時は、何をどうやってもダメで、

"もう無理だーー❗️"

と言う思いを何度もして来た。

でも、少し落ち着くと、

"もう少しだけ頑張ろう❗️"

と何とか気持ちを立て直す。


を4年以上、繰り返して来たけど、

もう無理だーー❗️の方が、確実に増えていた。

だからこそ、グループホームにも申し込みして

いたのではないか…


入居まで、1週間❗️

決心してから、てんやわんや。

とにかく、揃えるものを買いに行ったり、

色々雑用が。


その間も、母はデイサービスに通い、

普段通りに過ごしていた。


下着や服は新しいものを買いに行き、

全てに名前を書きながら、

子供の、幼稚園の入園を思い出す。

親の持ち物に名前を書くなんて、想像したこと

ある?ないでしょ?(笑)


そして何年ぶりかにミシンを出して、

買ってきたパジャマの丈を短く詰める。

ミシンをかけながら、


ゴダイゴの銀河鉄道999、歌い出しの


"さぁ行くんだ  その顔を上げて〜

新しい風に 心を洗おう〜"


と言うフレーズがなぜか頭の中でリピート

していた。


私の気持ちは、迷いが吹っ切れて、

もう、前に向かっていたのだろうか。


親孝行ではないのですが。

自分が後悔しない為に、実はずっと考えていた

アイデアがありました。


母の油絵の個展です。


ただ、入居までのリードタイムが短すぎて、

実現不可能だと諦めようとしてました。

母の友達とか、姉妹、親戚。

招待状をすぐに作って印刷して送って…

やっぱり時間が無さすぎる…( ;  ; )


高校生の息子にその話をしたら、


「別に、やればいーじゃん。

勝手に絵を飾るだけなんでしょ?」


と、言い放たれて、目が覚めた。


確かに、招待状とか、そんなのどうでもいい❗️

とにかく絵を飾ってあげたいだけなんだから。


慌てて納戸やら物置やらから絵を集めて、

綺麗に拭いて、なりふり構わず絵を飾りました。



こんなご時世だし、家にたくさんの絵を飾る

スペースなんて無いから、外の塀に16点ほど

自力で括り付けた。


仲良くしてくれていた、ご近所さんと、

母の友達で、私も連絡先をしっていた方、

おばさん(母の妹)


本当に最低限の人にだけ声をかけた。

母がデイサービスがお休みの日が、たった1日

しか無かったのだけど、皆さん、

快く都合をつけて駆けつけてくれたのです。



大袈裟ではなくて、

こうして生きて会えるのは、最後になるかも

しれない。今は面会は禁止されている施設が

ほとんどだから。


母は、

何で私の絵がこんなところに飾ってあるの?

と何度も聞いてきた。

全然喜んでいない。訳がわからない。


だから、これは、親孝行を装った

たちの悪いただの自己満足。


母の絵を飾って、

私の介護は有終の美を飾ったのです。



日々のたべものも。

何か、好きなもの、

食べて欲しいものを、

思いつくままに作った。



ふわんふわんで、母の大好物のシフォン。

一切れづつ置いとくと、確実になくなってた。




里芋の炒め煮。

絵を見にきてくれた母の友人から頂いた

自家製の里芋を使って。

こういうコッテリ系、好きなんだよな。





横浜に住んでいた事があるらしく、

シュウマイが大好き。




最後の晩に。

グループホーム入居の前夜。

たまたま非番で家にいた兄と、3人でお茶。

こんなの、いつ以来だろう?



おばさんに頂いたいちごと、

ご友人から差し入れの卵(なぜ⁉︎)を使った

ロールケーキを作って持って行った。


母は、機嫌よくおしゃべり。

兄は急に歌い出す。(初めて見た)


母は、明日の事など何も知らず、

兄は、珍しく泣きそうな顔をしていた。

ずっと実家に居たからなぁ、私とは違う感情も

あるんでしょう…


出来ることはやった1週間が終わり、

母を連れて施設に。


少し距離を置いて、いつでも優しい気持ちで

いられたら良い。


私が長く続けてきた事。


お菓子作り…38年

結婚生活…もうすぐ24年

子供のお母さん…21年


ダントツは、

母の娘(笑)❗️❗️❗️

これからもずっと。

これ以上長く続けられるものは、他にない。


現実のハナシ

認知症…

自分のことを、自分で決められない。


これは、現実的に悲劇。


決める家族も、勝手に決められる母も、

ものすごく負担が大きい。



面倒見るのが嫌だから、

と言うベースではなくて、


母にとって、何が幸せなのか?


そういう風に考えないと、決断出来なかった。



いつでもとりあえず話を聞いてくれる人がいる。

温かくて、栄養のあるごはんが食べれる。

ちょうど良い温度の部屋で、安全に暮らせる。

母の病気の事が理解される場所。

人に迷惑をかけたり、トラブルにならないで

暮らせる場所。

元気な母だったら、私に負担をかけ続ける

この状況は望んでいないはず。


私は、メリットだけを考え、決断した。


だから、俗に言う、"罪悪感"みたいな感情は、

今のところ、あまりない。


先立つもの。

年末に、兄たちと3人で施設に入る場合の

シュミレーションをしていました。

主に、お金のハナシですね。


母のお金は、母の為に使おうね、

順番が来たら、入居してもいいね、

と言う言う申し合わせをしていた。


この話し合いをしていたおかげで、

慌てないで決断できた訳です。


兄は2人とも独身だから、お金にうるさい事が

なくて、助かった(笑)

母も、意外にちゃんと老後資金を準備

していて、助かった〜


入居お断り、の場合がある。


ちなみになのですが、

母の前には2人ほど順番待ちしていました。


お一人は、

家族がコロナ濃厚接触となり入居不可。

もうお一人は、

入居について家族の意見が割れていたそうで

見送り


だったようです。

家族の意見が割れることは、事実上入居は

断るそうです。

入居後に、万が一何かトラブルとか病気とか

あった場合に、

"だから入居しない方がいいって言ったよね!?"

など、確実に家族間トラブルに発展するそう。



やっぱり、


本人にとって、何がベストなのか?


を、総合的に、冷静に考える事が、

後悔しない決断になるのではないかと、

そう感じています。



切り離す。

何年か前に買った、

クワズイモという観葉植物。


犬を飼い始め、置き場所を追いやられてしまい、

ひょろっと徒長して、見た目は悪いし、

バランスも悪く、倒れそうになっていました。



昨年末、ダメ元で徒長した幹を切って、

切った方を水につけていたら、

見事に再生(右)し、

元の株も、地下茎から新たに芽が出て来た(左)


無理矢理一緒にいたら、共倒れになってたかも。

まるで母と私みたい。


今は、切り離されて、

それぞれイキイキしている。

私も、これを目指したい。


長い長いブログ、

最後までお読み頂きありがとうございます♪



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